バランスが偏ろうとするところを導いてくれる

山形/小関 勲さんにお話を伺いました。

聞き手:スタジオ八百萬/山田 茂義

お仕事について
小関さんこんにちは。今日はよろしくお願いします。
まずはお仕事からなんですが、「バランストレーナー」でいいですか?
山田さん
山田さん
小関さん
小関さん
そうですね。バランストレーナーです。
それと、MARUMITSU(マルミツ)の代表をしています。
MARUMITSUは、身体のバランスを取る運動器具の企画から製造、販売までを行なっている会社です。
バランストレーナーってあまり聞かない職業ですけど。
山田さん
山田さん
小関さん
小関さん
トレーニングというと、体力トレーニング、筋トレ、ストレッチのように、何かを鍛える、無いものを増やすトレーニングが一般的ですよね。
バランストレーニングはそういったもの以前に、元々持っているものを活かして身体のバランスを整えるアプローチです。
ちょっと変わってるアプローチですね(笑)
どんな人に効果があるんですか?
山田さん
山田さん
小関さん
小関さん
アスリートならバランスが取れた上で他のトレーニングをすればパフォーマンスが上がりますし、一般の方の慢性的な肩、腰、膝などの不具合もバランスが影響していることが多いです。
具体的にはどんなことをするんですか?
山田さん
山田さん
小関さん
小関さん
ひもトレ、バランスボード(不安定器具)などを使って、それをきっかけに自分のバランスと向き合うというものです。
自分の身体は自分に一番近いので、近ければ近いほどバランスが取れているか自分では分かりにくいものですが、それが分かります。
視覚と似ていますね。
山田さん
山田さん
小関さん
小関さん
そうなんです。野澤さんの視覚検査やメガネも同じで、自分がどう見えているか比較するものがないので、普段は自分では分からないですよね。
それが検査を通して可視化されたり、野澤さんのアドバイスによって見方や感じ方を知ることで、自分がどういう世界を見ていたか自然と理解しやすくなるんですね。
普段、自分がどう見えているかなんて、何も意識していないですからね。
山田さん
山田さん
小関さん
小関さん
ただの視力の検査ではなく、もう少し根本的な自分の在り方を知ることが出来るんだと思います。
そのために、まず両眼をしっかり機能させること(ニュートラル)によって自分らしさ、個性というものが見えてくるのではないでしょうか。
それを野澤さんのメガネが助けてくれると思います。
出だしからいきなり難しい話になりましたね(笑)
山田さん
山田さん
小関さん
小関さん
そうですね(笑)
でも、そこがポイントですよね。

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